HLMがお届けする選書事業の対象は大きく二つに分かれます。
一つは、「組織」に対する選書、
二つは、「個人」に対する選書です。
今回は、対「組織」への選書についての考えをお伝えします。
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なぜ今選書なのか?-組織の課題を踏まえた事業意義-
企業が、社員や顧客・取引先に向けて示したい価値観や思考のアウトプットは、
コーポレートサイトを始め、動画やパンフレット、インタビューなど方法は数多あります。
しかしながら、
「社員に対してトップの思いが伝わらない」
「お客さま、地域に向けて自分たちのマインドが伝わりにくい」
「チームのマネジメントが上手くいかない」
等々・・・“伝える”という観点においての悩みは無くなっていないのが現状です。
企業が示したい価値観の提示の難しさは、今後どのような手法ができたとしても
一方的に思いを伝えるだけではいけないと考えています。
そこで、本というある意味時代に逆行するようなプリミティブな媒体を用いて
企業や経営者の思い、または社員の気持ちなどを
「本を通じて表現」する文化を作ることで、建設的なコミュニケーションが生まれると仮説します。
なぜならば、本を読んでいる時間は、自分との対話が生まれるからです。
対話は、向き合う対象の気持ちを想像する力を養います。
その本が意図して選ばれた本であれば、その本を選んだ背景との対話も生まれます。
企業の価値観を一方的に伝えるだけではなく
これからさまざまな伝え方が可能になる時代において、
「なぜこう思うのか想像を巡らし、考える」時間、特に受け手の想像力が必要になると考えます。
そこで本の力が活きてくるのです。
組織への選書では、こういった考えをもとに、ヒアリングを行いご提案いたします。
次回は、対「個人」への選書について述べていきます。